真朱の姫神 第三部関連地
ヤマトの風景
O大和国・遠津川(奈良県吉野郡十津川村) 
雨にけぶる、谷瀬の吊り橋
玉置神社の磐余杉
(玉置山)
●玉置神社
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山家の生活
(十津川村歴史民俗資料館より)
十津川は永治二年(1,142)高野山文書で「遠津川」という文字で登場しています。
「とんと十津川御赦免どころ年貢いらずの作りどり」などと歌われ、白鳳年間より明治の初年まで租税勅免の地でありました。また南北朝、明治維新など歴史の節目にも十津川の名前が登場してきています。明治になり、町村制施行により、旧来の五十五ケ村を併せて六ケ村に編成されました。
また明治二十二年の大水害に当って、被害者の大半600戸、2600名が新天地を求め北海道に移住しました。それが現在の新十勝川町です。
明治二十三年六月、六ケ村を再併合して十津川村が誕生しました。(十津川村教育委員会パンフより)


十津川の名所は、ご存知の瀞八丁(どろはっちょう)谷瀬の吊り橋、笹の滝、玉置神社のほか、良質の温泉が三つある。
北から〇湯泉地温泉:含有塩重曹泉
   〇十津川温泉:重曹泉
   〇上湯温泉 :単純硫黄泉
    ほぼ168号線沿いにあり。


吉野郡は奈良県の6割以上の面積を占め、その内、十津川村は吉野郡13町村のうち最も広く、約672平方キロの面積をもつ全国最大の村で奈良県全面積の20%を占める。
その97%が森林。林業の村、人口は約 5,000人。
●真朱の姫神・現代編 七、十津川郷