吉野に坐す神
屋那瀬 八坂神社 やさか

祭 神:素盞嗚尊 
境内社:春日神社、天照皇大神社、猿田彦神社
鎮座地:奈良県五條市西吉野町屋那瀬 


 
本 殿   境内社   赤く色づいた南天の実

 
山の湧き水を利用した手水鉢
 
紅色も鮮やかな鳥居    社前の丹生川

 
国道168号線沿いの賀名生の里歴史資料館すぐ東側、丹生川に架かる橋を右岸(東側)に渡り、民家の中を町民プールの方へ上がり、すぐ下って行った先に鎮座している。
参詣したのは11月末だったが、境内の大銀杏がすっかり黄葉を落とし、一面が黄色の絨毯のようになっていた。丹生川のすぐ辺に鎮座のこの神社は、境内西側の川寄りに小さな拝殿があり戸で閉ざされていた。鳥居から直ぐ上に延びた石段の上段には、少し大きめの祠と、摂社の三社が並んで鎮座。真新しく塗装された鳥居は印象的だったが、歴史を感じさせるおもむきがある社である。
ちなみに、丹生川を挟んだ西側の対岸には北畠親房公の墓所がある。
さて、HPに掲出しようと、『奈良縣吉野郡史料』を見ても『西吉野村史』を見ても御祭神が分からない。どちらの史料にも記載されていないのである。そこで、上記歴史資料館の館長さんに電話でお聞きして、教えていただきました。ありがとうございました。  


よしのにましますかみ  吉野に坐す神   平成23年12月1日掲出

   戻る