吉野に坐す神
さかもと 阪本天神社 てんじん

祭 神:伊邪那岐・伊邪那美二神 
境内社:大神々神社、春日神社、山神々社、金比羅神社、稲荷神社、瘡神社
鎮座地:奈良県五條市大塔町阪本716(旧・吉野郡大塔村阪本)
 

『奈良縣吉野郡史料』「下巻」によれば、
「天神々社ハ阪本ニアリ祭祭ヲ伊邪那岐伊邪那美ノ二神境内ニ大神々神社春日神社山神々社金比羅神社稲荷神社瘡神社ノ六社アリ式外郷社大化五年ノ創立ニシテ同年十一月五日ニ奉祀セシヨリ同日ヲ以テ祭日トシ又六月五日ヲ以テス明治五年郷社ニ選定セラル 由緒不詳」(ママ)
とあるので、元は「天神神社」と呼ばれたようである。

本  殿

 
拝  殿

     
社殿全景   十津川・猿谷ダム   瘡神社(境内社)

猿谷ダムは昭和32年に完成した多目的ダムで、水没した旧吉野郡大塔村阪本地区の住民は、この天神社とともに現在地に移住したのだそうである。撮影:平成25年3月14日/Nikon coolpix 510 


よしのにましますかみ  吉野に坐す神   平成25年3月21日掲出

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