吉野に坐す神


  鬼門神社 きもんじんじゃ
大和国吉野郡古田郷湯川村
鎮座地:奈良県五條市西吉野町湯川

祭 神:詳らかならず
地元で「きもんさん」と尊称するのみ

『西吉野村史』には―――――――
「湯川字キモン谷にあり、祭神不詳」
国道24号線から168号線、そして
県道137号線に入り西吉野町湯川の高齢者福祉センター前の八幡川を対岸に渡り山手に入ってすぐに鳥居がある。苔むした細い参道が奥に続いている。
本  殿  

 
社殿全景
 
境内入口

 すぐ近くの名所

  湯川・阿弥陀堂 
西吉野町湯川215(字アミダ)

湯川・阿弥陀堂の阿弥陀如来像は丈六の木彫座像で、国重要文化財に指定されており、有名である。胎内に墨書があって、嘉応二年(1170)仏忍仏師の作と判明している。

「湯川」の地名伝説―――――――
昔この土地に湯が湧き、湯川の地名がおこった。現在も小字に湯壺という所がある。(湯壺は今は赤松領だが昔は湯川領だった)ところがある時、馬のわらじを洗ってから湧出が止まり、その湯は有馬に飛んでしまったと伝えている。『西吉野村史』より ママ


よしのにましますかみ  吉野に坐す神   平成26年7月14日掲出   戻る