吉野に坐す神
檜垣本・八幡神社 ひがいもと

祭 神:息長帯日売命・誉田分命・大鷦鷯命(オオサザギ)
鎮座地:奈良県吉野郡下市町桧垣本小字定茂



本  殿

当社は大淀町図書館の南側に鎮座している。
参詣した日は生憎の天候で、雪が霙になったり雨になったりした。
上の本殿写真は、ミゾレが降りしきる最中だったので
焦点が合っていないような写真となった。

春先とはいえ寒気が身に凍みる 氷雨のけぶる境内

 
拝  殿    一直線に社殿に向かってのびる参道
     
正面境内入口



境内入口右側に「桧垣本猿楽」についての解説看板がある。中国から伝わってきた散楽という芸能が、日本的な猿楽へと変化し、その猿楽がこの吉野・檜垣本で発展。これは後に能と狂言に分かれ、能楽へと発展したといわれている。
この檜垣本猿楽は、室町時代から江戸時代にかけて、大和四座(観世座・室生座・金春座・金剛座)とともに活躍していた吉野猿楽の一つ。


よしのにましますかみ  吉野に坐す神   平成24年3月18日掲出  戻る