カメラ大好き

クラシックな銀塩フィルム・カメラ、それもマニュアル式が特に好きなんです

初めてのカメラ

中学生になり初めて買ってもらったのが「FUJIPET」という1,950円のカメラでした。これで、カメラとはどういうものか分かったのですが、定焦点式でシャッターはBと1/50のみ。レンズは暗くf11で、絞りは11・f16・f22の3段階のみでした。あまりにも単純で、すぐに物足らなくなりました。
写真店に相談すると、
「やはりシャッタースピードと絞りは、自在に変えることが出来るライカ判のカメラが一番おもしろくて良いでしょう」というのです。
高校入学と同時に、入学祝いに貰ったお金でカメラを買うことにしました。
それで店主の薦めに従って「RICOH MATE 35」というレンジファインダー形のカメラを買ったのです。
これは全く正解でした。このカメラで私は様々な被写体を取りまくり、撮影の腕を上げていくことができたのだと思います。

RICOH MATE 35 リコーメイト/スペック―――――――
 レンズ/リコー45㎜ f2.8
 シャッター/セイコー B.1~1/400 セルフタイマー付
 定価 12,800円
 会社に就職してからも、ずっとこの35ミリカメラを愛用しました。

転職して企画・宣伝広告を担当することになった私が次に買ったカメラは本格的な一眼レフでした。先輩が持っていた高級機を格安で譲り受けたのです。
Nikon photomic FTn
それはプロの写真家も好んで愛用する一流品でした。
でもこの機種は大きく重く、使い勝手が悪くて自分の好みには合いませんでした。
それでも私用ではしばらく使っていましたが後に下取りとして処分し、軽くて堅牢で性能はほとんど変わらないNikomat FTnと買い換えました。
仕事では、Mamiya RB67 というブロニ―判フィルムを使う中型機に、127㎜標準、65㎜の広角などを装着して使用していました。
もちろん本格的な広告写真はプロの写真家に外注でした。
一番愛用したのが私物のNikomatで、たいてい標準ズーム43-86とストロボを付けて(下の写真)ストラップのままで持ち歩いておりました。


Nikomat FTn/43-86 標準ズーム/Panashot 32


その後、会社を退職して独立。販促業(広告宣伝屋)や通販業(健食品、装飾品)などをはじめてからは、趣味としてクラッシク・カメラ、レンズを買い集めました。 

                 ▼以下の写真は趣味で集めたクラシック・カメラ


Nikon S2 手前はSEKONIC露出計



CONTAX Tvs2/minolta 16QT



Vintage Nikon 三兄弟: 左からNikon S2, Nikon F, Nikomat FTn


Nikon Fマウントの旧レンズ(所有リスト)
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標準レンズ/NIKKOR 50㎜    F1.4
標準レンズ/NIKKOR 50㎜    F2.0
標準ズーム/NIKKOR 43-86㎜ F3.5
広角レンズ/NIKKOR 28㎜    F3.5
広角レンズ/NIKKOR 35mm  F2.8
中望遠〃 /NIKKOR 85mm  F1.8
望遠レンズ/NIKKOR 135㎜   F3.5
 

同じヴィンテージの、Nikon Sマウント・レンズは、NIKKOR SC.5cm F1.8の標準1本しか持っていません
それで、いつかはNikon S用の広角35mmレンズを手に入れたいと思っているのですが、これがとびきり値が張るのです。
昔から小型35ミリカメラの標準レンズは50㎜とされてきました。でも50㎜は画角が狭すぎるので、どうしても35㎜が必要となってきます。
それで、Nikon S2も標準として使うには、広角35㎜が一番ぴったりだと思うのですが、中古市場にはあまり出てきません。
もし見付けても、びっくりするほどの値段が付けられているので、こちらの方は諦めるほかありません。

 
ニコマート Nikomat FT2


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