真朱の姫神 第三部関連
ヤマトの風景
E和泉国大鳥郡
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おきつ波高師浜の浜松の名にこそ君を待ちわたりつれ
紀貫之にも詠われた白砂青松の高師浜は、戦後の一時期進駐軍のプライベートビーチとして接収されていた時期を除くと、昭和30年代まで府下有数の海水浴場として遠浅の海が人気を集めていたが、臨海工業地帯が出来、美しい浜はコンクリートで固められてしまった。
今は右の写真のような松林だけが当時の風情をわずかに残している。
高師浜(浜寺公園)
大鳥神社
堺市鳳
本社正面
祭  神:日本武尊
    :大鳥連祖神

当社の起源は古く、古来大鳥大明神と称せられた延喜式の名神大社であり、和泉国一宮である。
日本武尊は景行天皇の皇子にして熊襲並び東国を平定、帰途伊吹山で病を得て、伊勢国能褒野に薨じ給うたが御屍は白鳥と化し、御陵を出て大和国琴弾原、次に河内国古市に飛び最後にこの地に留まり坐したので社を創建、之が当社の起源と伝える。又、大鳥連祖神は大中臣と元を一にし、祖先は天の岩戸開きに功を立てた天児屋根命である。
本社神殿
摂社
牛の石像
大鳥美波比神社
東の端にある摂社。
稲荷大明神と書かれた赤い旗が立てられている。
大鳥美波比神社鳥居の右側にある。
子牛くらいの大きさの石像。
'01.08.11