神々の坐す杜

式内社 高屋神社 たかや
河内国古市郡
祭 神:饒速日命、広国押武金日命(安閑天皇)
鎮座地:大阪府羽曳野市古市6−12

本  殿

高屋台地の中央南寄りの高屋集落の中にあり延喜式内の古社である。
高屋丘陵は古墳時代の頃は、物部一族の系統である神別氏族の「高屋連」の本貫地であったことから
高屋連一族が氏神として創始したものと考えられる。
社伝によると、宣下天皇三年(536)勅命によってこの地に創建されたものと伝えられている。
祭神は饒速日命(物部氏の遠祖)と広国押武金日命(安閑天皇)の二神となっている。
社頭の説明看板より…以下略

拝  殿

由緒のある式内社とはいえ、小ぢじんまりとした神社ではある。
おそらく往古は広大な社域を領していたと思われるが、現在の敷地は100坪前後と推定できる。
手入れが良く行き届いて塵一つ落ちていなかった。拝殿とその前の鳥居は真新しく、輝くようなお姿だった。

境内入口
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かみがみのましますもり  神々の坐す杜 217  令和2年1月21日掲出