神々の坐す杜
かつらのしも 白山姫神社 しらやまひめ

祭 神:白山比当ス 
境内社:金比羅神社、春日社
鎮座地:大和国葛下郡(奈良県北葛城郡王寺町畠田1965)  


     「創祀は貞観三年(862)とされている。元禄九年(1696)三月に奉納されている石灯には白山権現御神前と刻され、加賀白山と関係があったことが伺える。
火幡神社を中心とする産業地として、農業にかかせない水、明神山の罔象女命とともに白山姫神社のご祭神(白山比当ス)は、五穀豊穣を祈願する神として、厚い信仰をあつめていた。
現在の本殿は神明造り、素木の二間社で拝殿は瓦葺平屋である。また見事な石造唐獅子一対は、弘化二年(1845)十二月に氏子が奉納したものである。境内には摂社二社があり、金毘羅神社と神明造りの春日社である」
―社頭案内看板―
本  殿     
     
   
役小角にゆかりの「葛城二十八宿の第二十八之経塚の地」とかで
参拝したこの日も、修験信仰の人々の参詣者が連なって訪れていた。
 拝  殿   
 
   
拝殿に向かう参道    白山姫神社の杜 (手前の空地は尼寺廃寺跡)



かみがみのましますもり  神々の坐す杜 46.  平成23年11月9日掲出

   戻る