神々の坐す杜
甲斐国都留郡 忍草浅間神社 しぼくさせんげん
(忍野八海の浅間神社)

祭 神:木花咲耶姫命、天津日高日子番能邇邇芸尊、大山津見命
あまつひだかひこほほでみににぎのみこと
鎮座地:山梨県南都留郡忍野村忍草456


社  殿

一般に忍野八海の浅間神社と呼ばれるこの神社は、世界文化遺産“富士五湖”の一つ、山中湖の北側に鎮座している。
この地区はその昔に宇津湖と呼ばれていた湖の湖底で、米作りに不適当だったが用水路を整備するなど、開墾を進めて村は豊かになっていったそうである。
鎮座地の忍野村は、南都留郡旧内野村と旧忍草村が明治八年に合併して「忍野村」が誕生した。

 
境内社・八坂神社    随神門

 境内正面入口

忍草浅間神社は大同2年(西暦807年)に創建されました。桧皮葺屋根・三間社流れ造りの本殿は村指定重要文化財です。本殿には、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)・鷹飼(たかがい)・犬飼(いぬかい)坐像の三神像が祀られています。正和4年(西暦1315年)にヒノキの一本造りでつくられた、県内で最古の貴重なご神像といわれています。
境内にはイチイの大木が群集していますが、この木は富士山にも自生していて、昔イチイから官位一位の高官の笏しゃくがつくられたため、イチイという名前がつけられたといわれています。(忍野村HPより)


がみのましますもり  神々の坐す杜 90.  平成27年2月26日掲出   戻る