神々の坐す杜
巨瀬郷 川合八幡神社 かわい
大和国高市郡

祭 神:誉田別命、仲哀天皇、神功皇后
境内社:春日神社、住吉神社
鎮座地:奈良県御所市古瀬字川合

本  殿

JR和歌山線と近鉄吉野線が接続している吉野口駅南口から南西方向800メートル。車では国道309号線の奉膳交差点から西に少し入ったところ。この道は、吉野川流域に通じる重坂峠を越える古道だが、この道に面した丘陵の南斜面に鎮座している。
この辺りは巨勢氏の本貫地で、朝町地区の唐笠山には式内大穴持神社も鎮座している

 
本殿前石段    境内入口

 
餅を入れていた袋「コグツ」   看板写真より/引き回し

藁を編んで、中に餅を入れた「コグツ」と呼ばれる袋を神前から落とし、それを担いで石段を駆け上がる。これを数回繰り返した後「コグツ」についた綱を子ども達が境内で引き回し、最後に中の餅を配るという祭事。以前は男達が餅を奪い合う勇壮な行事だったとか。
明治29年創始の「コグツ」も保存されています。          /社頭の説明看板より



がみのましますもり  神々の坐す杜 89.  平成27年2月18日掲出   戻る