磐船神社

河内国交野郡 大阪府交野市私市9丁目19-1  TEL.072-891-2125 
1 神社名:いわふねじんじゃ
祭  神:天照国照彦天火明奇玉饒速日尊
     
(あまてらすくにてらすあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)
摂末社:白龍社、黒龍社、金龍社、白永社

当神社は、饒速日尊が乗って来られた天の磐船を御神体として祀り、古来より天孫降臨の聖地として崇敬されている。創祀年代は詳らかではないが、磐座信仰という神道最古の信仰形体と伝承から、縄文から弥生時代まで遡るだろうと考えられる。
その後は物部氏を中心として祭祀が行われていたが、物部氏宗家の滅亡後は山岳仏教や住吉信仰などの影響を受け、平安時代には生駒山系の修験道の一大行場として変貌するに至り、神仏習合の形を色濃く残している。
現在も岩窟行場には多くの行者や参拝者が訪れている。

饒速日尊は天照大御神の御孫神にあたり、その子孫は物部氏で、大連として大和朝廷に仕え、この交野の地には肩野物部という一族が居たという。 (御由緒看板より)
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3 写真説明
@拝殿と御神体の磐座
A御神体(1写真の拝殿右側から撮影)
B手水舎の龍の水口と水盤(この向こう下側に岩窟巡りの行場入口がある)
C磐船稲荷明神
D境内正面入口の鳥居
E後背神域の杜
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星田妙見宮 (小松明神、降星社とも)
河内国交野郡 大阪府交野市星田9-60-1   TEL.072-891-2003     
1 神社名:ほしだみょうけんぐう
祭  神:天之御中主神

星 祭 り :2月 8日
七 夕 祭:7月 7日
星降り祭:7月23日
2 当霊山は、平安時代の弘仁年間(810〜824)、弘法大師空海上人が私市の獅子窟寺の岩屋で仏眼仏母尊の修法をされたとき、当霊山に七曜の星が降臨し、大師自ら「三光清岩正身の妙見」と称され、北辰妙見大悲菩薩独秀の霊岳、神仏の宝宅、諸天善神影向来会の名山、星の霊場としてまつられた。
また、当宮を一点として、当村内の光林寺と星の森の三点に、一辺を八丁として降臨するを以って「八丁見所」と云われ、当村を三宅庄星田村と称された。
●当神社は星田神社の境外摂社とも云われる

当社御祭神は、
神道にては「天之御中大神」、
仏教にては「北辰妙見大菩薩」、
陰陽道にては「大上神仙鎮宅霊符神」と云われる。
                                    (由緒説明看板より)
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4 写真説明:
@御神体の影向石(えごうせき)。北斗七星が降ってきたものだとの信仰がある。
A山頂の拝殿
B山麓の手水舎
C山麓の二の鳥居(3写真の手水舎が、この鳥居の向こう右にみえる)
D一の鳥居より続く参道、この辺りは平坦。紺地に神名を白抜きにした幟が立つ。
5 本殿への参道

かみがみのましますもり  神々の坐す杜 18.  平成14年5月21日

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