河内国錦織 加賀田神社 にしごり かがた
祭  神:誉田別命 足仲彦命 息長足姫命

大阪府河内長野市加賀田135番地

本  殿

拝  殿
 
北向き社殿の背後には、鬱蒼とした森が繁る (右の建物は元神宮寺の泉福寺か)

加賀田神社本殿は、江戸時代中期に建立されたものと考えられます。これは擬宝珠に「元禄16年」(1703)と書かれていることが根拠となっています。
『大阪府全志』巻之四によれば、元禄年中(1688〜1704)に堺在住の氏子、谷善右衛門が社殿を修復したとあり、擬宝珠に書かれた年代とも一致します。ただし、境内はそれ以前から存在していたようであり、承応三年(1654)の棟札が当社に残されており、慶長四年(1599)に書かれた絵図にも境内の様子が描かれています。
本殿は、三間社流造といわれる形をしています。三間社とは、正面の柱と柱の間が(柱間)が三つあることで、流造とは、正面の屋根が延びて庇(向拝)を構成する造りのことを指しています。
祭神は、誉田別尊(応神天皇)、足仲彦尊(仲哀天皇)、息長足媛尊(神功皇后)を祀っています。                  ―河内長野教育委員会 案内板より―
                           


東屋から河内長野市街が一望できる 参道から急な石段が真上に続く 神域に上がる集落からの参道


かみがみのましますもり  続・神々の坐す杜 46.平成21年2月05日
         
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