神々の坐す杜
城上郡波都勢郷 十二柱神社 じゅうにはしら
大和国磯城郡出雲邑

祭 神:国常立神、國狹槌神、豐斟渟神、泥土煮・沙土煮神、大戸之道・大苫辺神、伊弉諾・伊弉册神、面足・惶根神素盞嗚尊、稻田姫尊
 
天照大神、天忍穂耳尊、瓊瓊杵尊、彦火火出見尊、彦波瀲武葺不合尊
境内社:愛宕社、金山彦社、金刀比羅山社、厳島社、武烈天皇社
鎮座地:奈良県桜井市出雲650


本  殿

国道165号線の北側を通る旧伊勢街道に面しており、
近鉄大阪線・長谷寺駅からは、西方向へ歩いて20分くらいで行ける。
すぐ近くには、牡丹の名所として有名な長谷寺もある。


奈良県桜井市出雲
「野見宿禰顕彰会」


境内に立てられた案内看板には「出雲ムラの伝誦」として次のような説明がある。


「野見宿禰」
日本の国技相撲の発祥である、当麻蹴速と相撲して勝った野見宿禰さんは、この出雲に住んでいた。野見宿禰塚は明治16年まで出雲村大字太田小字塔の下にあった。
野見宿禰さんは、相撲の神様であり、埴輪の神様であることが日本書紀に記されている。
さらに、野見宿禰さんは、古墳時代に殉死の悪習をやめて、埴輪に改革した名アイデアマンで、知徳の神様でもあった。

「狛犬とそれを支える力士像」

土師部(上代、土器作りの部民)の子孫が、土器作りの高い技能と経験を石材彫刻に活用した埴輪の味がする芸術作品である。更に、狛犬を支える力士像(8体)は、それぞれ異なった姿形力士像で写実的に力強く表現しており、相撲と埴輪の集大成した傑作である。
(以下略)

 狛犬と、それを支える力士像

↑奈良県桜井市出雲野見宿禰顕彰会の社頭看板には
上掲のように「当麻の蹴速と相撲して勝った野見宿禰さんはこの出雲に住んでいた。
野見宿禰塚は明治16年まで出雲村大字太田小字塔の下にあった…」というような事が記されている。

   
境内入口   拝殿前広庭への石段   拝  殿


かみがみのましますもり  神々の坐す杜 76.  平成25年6月23日掲出

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