神々の坐す杜
河内国大縣郡 式内社
石神社 いわじんじゃ
祭 神:石姫命、石長姫命
熊野権現社とも
鎮座地:大阪府柏原市太平寺2-19-13

石神社は柏原市の生駒山地南端の小高い丘陵の南端に鎮座する式内小社で、旧社格は郷社。
祭神の石姫皇女は宣化天皇の皇女で後の欽明天皇の皇后である。

境内の大きなクスノキは、目通り約6メートル、樹高は16メートル以上、樹齢は700〜800年という。大阪府指定の天然記念物である。
『日本三大実録』には、貞観9年(867年)に官社に列せられた記述があり、
『延喜式神名帳』には小社に記載されている。
かつて、この辺りに「智識寺」と呼ばれる古代寺院があったと伝わっている。 聖武天皇、孝謙天皇が難波宮と平城宮を往来する際にここを訪れ、礼拝されたともいう。 


 
  本  殿

     
御神木の楠木   拝殿内部

   
 拝  殿    正面参道   境内入口 
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かみがみのましますもり  神々の坐す杜 220  令和2年4月01日掲出