かつらぎ町 宝来山神社 ほうらいさん

祭 神:大山祇大神、八幡大神、菅原大神、猿田彦大神
 鎮座地: 和歌山県伊都郡かつらぎ町萩原56

春日造檜皮葺の本殿

宝来山神社は、JR和歌山線・笠田駅と西笠田駅の中間位、紀ノ川の右岸、つまり北岸で笠田高校の西側辺りにある。紀ノ川を挟んだ対岸には「蟻通神社」が鎮座しているような位置関係にある。
境内は、樹木が多く社殿の背後は小山となっている。すぐ東側に隣接して、真言宗御室派の文殊菩薩を本尊とする「寳来山神願寺」がある。このお寺のほうが一般的にはよく知られているかも知れない。
「かつらぎ町観光協会」の案内看板には、以下のように記されている。

かつらぎ八景 宝来山神社 (本殿4棟重要文化財)
光仁天皇宝亀二年(771)和気清麿が八幡宮を奉祭したのに始まり、
後高尾山神護寺の僧文覚上人が社殿を造営。元亀・天正の頃、織田信長の兵火に炎上、
慶長十九年(1614)再建。大工藤原朝臣、大薮義次甚左ヱ門、折居村新左ヱ門の指揮で建立。
昭和48年10月創建1200年奉祝大祭を斉行。 



境内入口 鳥居の扁額 拝  殿

真新しい扁額には、正一位勲八等 日本第一大福田 寶来山大明神と標されている。


かみがみのましますもり  続・神々の坐す杜  3.平成19年10月18日掲出


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