神々の坐す杜

式内社 平群坐紀氏神社 へぐり
大和国平群郡/名神大、月次新嘗
祭 神    天照大神、天児屋根命、都久宿祢、八幡大菩薩
鎮座地:奈良県生駒郡平群町上庄字辻の宮

 
拝殿扁額   本  殿

社頭の「紀氏神社由来記」説明板によれば………
紀氏神社の名称は、この地の有力豪族平群氏の同族、紀氏の名に由来する
天長元年(824)の奏上にその記載があり、創建はそれ以前と考えられる
平群氏は、雄略天皇の代に「平群真鳥」ら大臣を出すなど勢力を誇ったが
その子「平群鮪」が、武烈天皇と影姫を巡って争い、敗れ、それで
平群氏が衰退するに至ったと伝えられている/以下略


 
拝  殿   境内摂社(紀氏の祖神・木菟宿彌を祀る?)

別掲の説明看板によれば………
『延喜式』神名帳に「平群坐紀氏神社、名神大。月次新嘗」と記載のある式内大社で、近世には辻の宮、椿ノ宮とも呼ばれていた
祭神は、平群木菟宿彌で、紀船守(紀氏もしくは平群氏の末裔)がその祖、平群木菟を祀っている。中世には春日神社にもなっていた/以下略


 
辻宮の杜   境内入口


かみがみのましますもり  神々の坐す杜 179.  平成29年6月13日掲出   戻る