来年は乙未年 戦後70年
投稿者:やさか 投稿日:2014年12月25日(木) |
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中国古代の哲学に陰陽五行思想があります。 陰陽つまり月と太陽、そして五行の木・火・土・金・水の五惑星を加えたのがが「陰陽五行」です。 これらの相互関係を見て、陰陽五行説は森羅万象を説明しようとします。 また中国推命術はこれらの五行に十二支を加味して、世情から人の運命まで推し測ろうとします。 さて、干支(えと/十干十二支)は、甲子から始まり癸亥まで組み合わせは60通りあります。 今年は甲午でしたので来年は乙未になります。 では、干支から見た来年はどのような年になるのでしょう。
[乙]きのと(木の弟)は、軋むの字から出たもので、きしりすれあうことを言うそうです。 春に万物が皮を解いて芽を出すことをも指します。 [未]ひつじは(昧)のことで、冥い、光がかすかでよく見えないという意味をもちます。
この当てられた文字に表象される意味から来年を占うと… ●来年の平成27年は、今年と同様に自然災害の多い年と見うけられます。 ●日本を取り巻く環境は依然厳しく、近隣諸国と小競り合いなどの軋轢があるでしょう。 ●経済的にも大変厳しい年になりそうで産業界も大変です。 ●来年も様々な形での日本たたき?が続いて、自動車関連だけでなく他の産業にも波及するかも知れません。
ところで、干支は60年で一周します。 10干と12支なので、10×12=120で120年と思われますが、実際はその最小公倍数の60になります。 それで、占術的には60年前の乙未年の歴史を見れば大いに参考になるはずです。 では、前回の乙未年(昭和30年/1955年)はどのような年だったのでしょう。
【1955年】この年は国際的な条約の締結が際だって多くありました。 ☆バクダッド条約(中東条約機構) ☆西ドイツがNATOに加盟 ☆ワルシャワ条約機構 ☆日本・ビルマ平和条約 ☆東南アジア条約機構
その他の特記事項/ ☆南北ベトナム戦争始まる ☆トヨペット・クラウン発売、ダットサン110発売 ☆ル・マン自動車レース大事故 ☆新潟大火 ☆アインシュタイン死去
このような1955年の出来事から、60年(一周干支)後となる来年を展望してみます。 ●2015年は日本を取り巻く国際情勢が緊迫度を増してくるでしょう。 ●近隣諸国間で排日的な取り決めや条約が結ばれることになるかも知れません。 ●地震や火山噴火、山火事など自然災害が人々を苦しめそうです。 ●世界的にも局地戦や小競り合いなど、国際問題に発展する紛争が多発するかも知れません。
昔から「歴史は繰り返す」といわれています。 小さな周期では、一周干支60年で繰り返していると考えられます。 そのような事から見て、60年前の出来事で来年を推測するのも、あながち的外れではないと思われます。 60年の周期で歴史が繰り返されるというのは、全く科学的な根拠が無いわけではありません。 それは私たちが住んでいる地球を取り巻く環境が大まかに60年で繰り返されているからなのです。 ご存知地球は太陽系の惑星です。その大きさは木・土・天・海・地・金・水の順で小さくなります。 この内最も大きな木星の公転周期が12年、次に大きい土星が30年です。 もちろん地球は1年なので、木・土・地の公転周期、最小公倍数は60となります。 それぞれが太陽の周囲を公転しているので、 太陽系における太陽・木星・土星・地球の位置関係は凡そ60年に一度一緒になります。 つまり、占星術的な条件と太陽系に於ける実際の位置関係はおおよそ一致するのです。 そのような訳で、60年の周期で歴史が繰り返すということは、強ち否定はできないと言えるでしょう。
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御霊安らかなれ
投稿者:やさか 投稿日:2014年12月10日(水) |
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ご家族の方から送付いただいた喪中ハガキを拝見して、お元気だった頃のお姿を思い出しました。
大山源吾様 元天川中学校長 『天河への招待』著者/吉野・郷土史家 久保憲一様 元鈴鹿国際大学教授 /松阪・水屋神社宮司
ご生前ご厚誼に与り、何かとご教示賜りましたお二人は同じ八月に天に召されたようです。 大山源吾様は8月11日に、久保憲一様は8月20日にご逝去とのこと。 ご生前お世話になりましたこと、あらためて感謝申し上げ、 御霊やすらかにとお祈りいたしたいと存じます。 |
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